アローゼン処方時に知っておきたかった事 | 便秘解消情報局

アローゼン処方時に知っておきたかった事

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アローゼン処方時に知っておきたかった事

アローゼンは、「センナ」と「センナジツ」を主成分とした便秘薬です。

胃や腸の粘膜を守る成分等は含まれず、「瀉下薬(しゃげやく)」そのものずばりと言った効果が期待出来るのが特徴です。

 

「瀉下薬」は、「便秘薬」や「下剤」と言う意味です。

他には、「ビサコジル」「ピコルスファーナトリウム」「炭酸マグネシウム」等が存在します。

 

「アントラキノン系」の下剤ですので、腸を直接刺激する事によって、腸内に長期間滞留してしまった便を強制的に排出させる事が特徴です。

アローゼンは、日本で、下剤として利用されて来た歴史は長いです。

 

1967年に販売が開始され、50年近く経過した現在でも変わらず使用されて来ています。

主成分の「センナ」は、日本でも大昔から「生薬」として利用されて来た歴史も長く、世界まで遡ると、古代エジプトでも利用されて来たと言われています。

 

皆様こんにちは。ご覧頂き感謝します。便秘解消情報局です。

ただ、アローゼンだけでは無く、便秘薬や漢方便秘薬全般にも言える事ですが、下剤では、便秘体質を根本的な意味で改善出来る訳では有りません。

 

「どうしても排便しなければならない状況」のみ使用する事が理想です。

医師や薬剤師に処方して頂いた用法用量をしっかりと守りながら、自分の腸内環境や体質に合った量を服用していく必要が有ります。

 

アローゼンの成分に関して

アローゼンは、「センナ」と「センナジツ」と言うシンプルな成分と効果ですので、使用用途も非常に広いのが特徴です。

健康茶や便秘茶として人気の「センナ茶」と同じで、腸内に到達した際に瀉下効果が働きます。

 

健康診断時の「バリウム検査」後に処方される下剤に採用される事も多いです。

他に処方されている薬の副作用によって、一定期間以上便秘が続いてしまっている場合だけでは無く、手術等によって、強制的に腸内の便を全て体外に排出する必要が有る状況まで様々な場面で使用されます。

 

「センナ」の薬理成分は、「センノシド」と呼ばれています。

植物から抽出された成分で、葉が使用される事が多いです。

 

「センナジツ」は、センナの「実」を使用していますので、アローゼンは、「センナそのもの」と考えても可笑しくは無いと思います。

成分自体がシンプルな分、他の薬との併用等、処方する立場の方がコントロールし易い事も特徴の一つだと言えます。

 

便秘の状況によっては、他の便秘薬と併用する場合も有ります。

服薬後8時間から12時間位で強い便意を感じ始める場合が多いのですが、「アントラキノン系」の下剤ですので、使用頻度が高い場合、腸に耐性が出来てしまいます。

 

「下剤が思うように効かない人」は、効果や効き始める時間が変わってしまいます。

 

アローゼンの「アントラキノン系下剤」について

繰り返しますが、大腸を強く刺激する事によって、「蠕動運動(ぜんどううんどう)」を促し、強制的に排便させる事が目的の下剤です。

「アントラキノン系下剤」は、私達が薬局や大手通販サイト等で気軽に購入出来る物から、必ず医師の処方が必要な物まで様々な種類が存在します。

 

「下剤」全体の70パーセント前後が「アントラキノン系下剤」です。

「センナ」の他には、「アロイン」や「大黄」も有名で、「アロイン」は、「キダチアロエ」等の葉部分に含まれている事が多い成分です。

 

基本的にお通じが1週間以上出ないような頑固な便秘に使用される事が多いのですが、強力な為、医師が必要だと判断した上で、大量に使用し、腸内に何も残さないようにする事が目的として使用される場合も有ります。

「アローゼン」を大量に使用する必要が有る状況として挙げられる例は、先程の「バリウム検査」の時に処方される以外に、強制的に体外に便を排出する必要が有る腸の手術や腸内で増殖してしまった寄生虫を殺虫剤で駆除した後等に使用される事が有ります。

 

アローゼンの注意点

注意点としては、腸を強く刺激して排便する事が目的ですので、

●ストレスや体質によってお腹に痛みを感じやすい場合

●痙攣性(けいれんせい)便秘だと診断された事が有る場合

は、アローゼンを使用する事が出来ません。

 

また、主に独断による方が多いのですが、

●下剤の使用頻度が高い場合

●高い頻度による使用によって腸自体が下剤による刺激に慣れてしまっている場合

●薬の効き自体が弱くなる弛緩性(しかんせい)便秘だと診断されてしまった場合

に対しても使用出来ない場合が有ります。

 

もちろん、

●妊娠中や授乳中

●特定のアレルギー体質の場合

も使用する事が出来ません。

 

他には、

●腹部の痛みを伴う病気を発症してしまっている場合

●「低カリウム血症」等の「電解質失調」が現れてしまっている場合

も使用する事が出来ません。

 

アローゼンの副作用に関して

腸を強く刺激する下剤ですので、体調や体質によっては、腹痛や嘔吐感、嘔吐、発疹等の副作用が報告されています。

もちろん、副作用では有りませんが、アントラキノン系下剤等の刺激性下剤は、使用頻度が高い場合、除々に効果が低下してしまいます。

 

根本的な意味で便秘の原因を改善する事は出来ませんので、医師の判断以外で下剤を購入してしまうのは危険です。

結局の所、毎日の食事、適度な腹筋、自分に合った睡眠時間の確保、適度なストレスの緩和、適切な水分摂取、腸内の善玉菌を意識していないと便秘が改善する事は有りません。

 

それに、便秘が原因で発症してしまう病気は多く、体調不良や免疫機能の低下等も考えた場合、放置してしまうのは危険です。

 

アローゼンのレインアスロンについて

単純に腸を強く刺激する事によって便を排出する事が目的だと言われてしまいがちですが、「アローゼン」のアントラキノンには、少しだけ面白い働きが有ります。

主成分の「センノシド」は、腸内細菌によって「糖」と「レインアスロン」に分解されます。

 

「レインアスロン」は、大腸粘膜と「蠕動運動」を刺激し、排便を促します。

「センノシド」は元々、「配糖体」と呼ばれる活性成分と糖が結合した物質です。

 

この物質は、唾液や胃液、胆汁等の消化液等で分解される事は無く、そのままの状態で腸に届きます。

ただ、腸内細菌によって左右されますので、腸内細菌によって効き方が少しだけ違う場合も有ります。

 

腸内細菌を減らす事が目的で使用される「おなら止め」や「腸内の異常発酵」等を抑える薬等を服用されている場合は、効き方が弱くなる可能性も有ると言われています。

 

アローゼンでは便秘体質は治らない

ひつこい事は重々承知ですが、アローゼン自体は、腸を強く刺激する事によって強制的に排便を促す事が目的です。

先程、便秘を根本的な意味で改善する為には、食事、腹筋、睡眠、ストレス、水分、善玉菌だと説明させて頂きました。

 

便秘にならない食事

食事に関しては、分解する為に腸内の悪玉菌が大量に必要になるような、「動物性タンパク質」の比率を減らし、大豆や野菜、根菜や海藻等の比率を上げる事が有効的です。

「動物性タンパク質」が豊富に含まれている食品は、肉や牛乳等です。

 

「脂質」が多い食品やジャンクフード、作り置き食材、「酸化」が進んだ飲食物もあまり良くは有りません。

 

腹筋の低下は、排便力の低下に繋がります

腹筋の低下は、腸の「蠕動運動」を低下させてしまい、慢性的な便秘の原因になってしまいがちです。

「蠕動運動」は、自律神経と繋がっていて、腸周辺の筋肉を上手く動かしながら、肛門付近まで便を動かす機能です。

 

「腹筋」と言っても、ストイックに筋トレをすると言う意味では有りません。

普段から姿勢を良くするように意識をしたり、横になったり、背もたれ等を利用し過ぎる癖を治したりする事から始めても有効的です。

 

睡眠不足は、便秘の原因になります

睡眠中、自律神経の内、「副交感神経」が優位な状態になります。

「副交感神経」は、睡眠中以外にもリラックスな状態を感じている時に優位になります。

 

腸の「蠕動運動」を活性化させ、1日の内で最も便を効率良く生成させている時間帯です。

睡眠時間が短い場合、便が効率良く生成されませんので、便秘等の排便異常の直接的な原因になってしまいます。

 

更に、自律神経の乱れを引き起こしてしまう可能性も有り、排便異常が悪化してしまう可能性が高いです。

 

ストレスと便秘

ストレスが続く場合、交感神経が優位になり「蠕動運動」が不活性化してしまいます。

便を効率良く生成する事が出来なくなってしまいますので、便秘の直接的な原因になってしまいがちです。

 

長期化してしまった場合、交感神経と副交感神経のバランスが大きく崩れてしまいます。

自律神経のバランスが崩れてしまうと、いざ仕事や勉強をしようとしても、倦怠感が酷く、出来なかったり、ある程度緊張する場所に行くと「おなら」や下痢になってしまう場合も有ります。

 

睡眠不足は便秘の原因に

水分摂取に関しては、食事に含まれている水分も考えた状態で、1日3リットル前後が望ましいです。

一般的に便秘の時に出る便は、「硬便」とも呼ばれ、水分含有率が60パーセント近くまで落ち込んでしまった状態です。

 

健康的な「普通便」の水分含有率は、80パーセント前後です。

難しい所ですが、水分だけを摂取しても尿が沢山出てしまうだけで、便の水分含有率を上げる事を考えた場合、あまり効率が良くは有りません。

 

1番良いと言われているのは、食事中にしっかりと水分を摂取し、食べ物と水分をしっかりと合わせてあげる事です。

もちろん、水分摂取は健康維持やデトックス効果を考えても効果的ですので、食事中以外でも積極的に摂った方が良いです。

 

腸内の善玉菌には、乳酸菌やビフィズス菌?

善玉菌が不足してしまっている場合、乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維系のサプリメントや健康食品を摂取すると言う方も多いと思いますが、あまり期待するような効果を得られなかったと言う方が大半だと思います。

乳酸菌やビフィズス菌は、タンパク質から構成されていますので、胃酸で分解されてアミノ酸に変化してしまいますし、人間の体内で生存していない状態で摂取したとしても、腸内で繁殖する事は出来ません。

 

「生きて腸に届く乳酸菌」は殆ど存在せず、届いたとしても、腸内環境を健康的な状態に戻す事は難しいです。

食物繊維は、水溶性と脂溶性が存在し、食物繊維だけを摂取したとしても、あまり良くは有りませんし、便秘が酷くなる場合も有ります。

 

結局の所、食事、腹筋、睡眠、ストレス、水分、善玉菌を意識した生活を続ける事が1番有効的です。

もし、気がついたら下剤を飲んでしまっている場合、「便秘薬が原因で、気がついたら下剤依存になる理由」の記事も参考にしてみて下さい。

 

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