下痢止めは必要?下痢が止まらない時の注意点 | 便秘解消情報局

下痢止めは必要?下痢が止まらない時の注意点

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下痢止めは必要?下痢が止まらない時の注意点

下痢が止まらない場合、外出先やレジャー等、「何が有っても、休めない!」と言う状況であれば、下痢止めを使用するのも有効的だとは思います。

ただ、下痢止めでは、根本的な意味で原因を改善する事が出来ませんので、下痢が止まらない度に使用しなければならない可能性も出て来てしまいます。

 

それに、下痢が止まらない原因によっては、下痢止めを使用すると逆効果になってしまう場合も有ります。

皆様こんにちは。ご覧頂き感謝します。便秘解消情報局です。

 

インターネット通販やドラッグストア等で、下痢止めは沢山有りますが、基本的に、暴飲暴食、冷え、夏や冬等で消化器系の機能が低下してしまった場合に特化した物が大半です。

下痢が止まらなくなる原因には、暴飲暴食、冷え。季節的な機能低下以外にも、病気、食中毒、食あたりの可能性も有ります。

 

下痢が続く時に優先するべき事

下痢の原因は様々ですが、1番優先するべき事は、下痢の原因を把握する事です。

それこそ、食中毒や、食あたりであれば、下痢止めを使用してしまった場合、状況が悪化してしまうからです。

 

最悪の場合、死亡に繋がる可能性も有ります。

食中毒や食あたりの場合は、胃や腸が過敏になってしまっている可能性が有りますので、身体が拒否してしまう可能性も有りますが、水分と電解質の摂取は重要です。

 

特に、下痢が数日以上続いていたり、夏や冬等のような時期は、体力が低下してしまいますので、回復が遅くなってしまいがちです。

この時、体力だけでは無く、免疫機能も低下してしまいますので、感染症や風邪、本格的な体調不良に陥ってしまう可能性も出て来てしまいます。

 

並行して嘔吐が酷い場合は、食欲が無くなってしまいがちですが、最低限、「OS- 1」や「ポカリスエット」、「カロリーメイト」等は摂取しておきたい所です。

「大塚製薬」の回し者では無いのですが、下痢や嘔吐、体調不良時に必要な成分を含んでいて、簡単に購入出来る商品は、殆ど有りません。

 

似たような商品では、「アクエリアス」「ダカラ」等が存在しますが、開発された目的が違いますので、ジュース的な感じです。

水分摂取や食事を摂る場合は、熱過ぎても、冷た過ぎても、消化器系に負担がかかり過ぎてしまいますので、あたたかい温度帯が望ましいです。

 

もし可能であれば、味噌汁やお粥、よく煮たうどんやフルーツの方が有効的です。

逆に避けた方が良いのは、炭酸、牛乳、繊維質の多い野菜、海藻類、茸類、酸味や酵素が強い果物、スナック菓子、ファーストフード、脂身の多い肉です。

 

電解質や水分を意識した食事を摂る事も必要ですが、大切な事は、睡眠をしっかりと摂る事、安静にする事です。

もちろん、嘔吐、発熱、痛み、下血等が起きるようでしたら、出来るだけ早く病院受診した方が確実です。

 

下痢が止まらない原因がお腹の冷えの場合

冷たい飲食物や冷え等が原因で、消化器系が冷え過ぎてしまった場合、

●体内の水分を出来るだけ効率良く体外に排出しようとする

●自律神経が乱れ、副交感神経が優位になり過ぎてしまう

●腸を含めた消化器系の機能が低下してしまう

等が原因で、下痢が止まらなくなる時が有ります。

 

風邪を引いてしまった時、体温を上げる事によって、免疫力を上げたりする事が有ると思います。

逆に体温が下がってしまう事によって、免疫機能等が大きく低下してしまいますので、寒さや冷たさを刺激と受取り、体内の水分量を少しでも減らす事によって、少しでも体温を他に逃さないようにします。

 

もちろん、この事だけが下痢が止まらなく原因では無く、並行して冷えによる自律神経の乱れ、消化器系の機能低下等も起き、結果的に下痢が止まらなくなると状況になると言われています。

 

下痢止めを飲むのは正解?

まず、下痢止めを使用してしまうと言う事自体が、あまり良くありません。

重要な会議や変更出来ない予定等で、「どうしても、今回だけは乗り越えたい!」と言う状況の場合は、使用するのも一つの方法かも知れません。

 

もちろん、先程のように、食中毒や食あたり等が原因の場合は、病院受診が望ましいです。

食中毒や食あたり以外にも、ストレス性の下痢が起きてしまう場合が有りますので、注意が必要です。

 

もし、緊張、不安、ストレスを感じる度に下痢が止まらなくなったり、便秘と下痢が交互に起こる事が続いている場合は、過敏性腸症候群の下痢型や混合型の可能性も有ります。

また、下痢が止まらなったり、便秘と交互に来る病気も有りますので、不安な場合は、病院受診するのが確実です。

 

食中毒等のように、身体に有害物質が蓄積してしまう事によって下痢が止まらない場合は、下痢止めの使用が望ましいと言う意見も有ります。

時間の経過と共に、身体に必要不可欠な「電解質」と「水分」が不足してしまい過ぎてしまう場合が多く、放置してしまった場合、深刻な「電解質代謝異常」と「脱水症状」が起きてしまう可能性も有ります。

 

下痢止めは、下痢で辛いにしか使用出来ませんので、酔い止めのように、事前に対処する事が出来ない点が厄介です。

 

下痢が止まらない時に怖い「電解質異常」と「脱水症状」

電解質は、「ミネラル」の事ですが、下痢が止まらない場合、水様便と一緒に排出され過ぎてしまいます。

「ミネラル」は、体内のホルモンバランスを整える働きだけでは無く、心臓等の筋肉や意識的な物も調節していますので、不足してしまった場合、心臓の機能が低下してしまったり、異常が出てしまう場合が有ります。

 

また、身体全身の筋肉の異常や意識にも不調が出てしまうようになります。

「脱水症状」は、簡単に言うと、体液が不足してしまう事ですので、嘔吐感や嘔吐、倦怠感、発熱、意識の混濁、口渇等が出てしまう場合が有り、痙攣が起こる場合も有ります。

 

下痢止めの種類に関して

「下痢止め」には、「腸運動抑制薬」「腸運動正常化薬」「収斂薬」「吸着剤」「殺菌剤」「乳酸菌製剤」が存在します。

 

●腸運動抑制剤

腸は、「蠕動運動(ぜんどううんどう)」によって、排便をコントロールしています。

この「蠕動運動」は、自律神経と繋がっていて、腸運動抑制剤の下痢止めには、神経を抑える働きが有ります。

 

「塩酸ロペラミド」「セレキノン(トリメプチン・マレイン酸塩)」が使用される事が多いです。

腸管内に水分が集まり過ぎてしまった事が原因で起こる、単純な下痢に使用される事が多いです。

 

●収斂薬

「しゅうれんやく」と読み、縮んだり、引き締まったような状態を意味します。

「タンニン酸アルプミン」「次硝酸ビスマス」等が使用される事が多いです。

 

腸管内側の粘膜に存在するタンパク質と結合する事によって、腸管内側をコーティングする目的で使用されます。

主に、炎症が原因で起こる下痢に使用される事が多いです。

 

●吸着剤

腸内に有害な物質が存在し、腸管内に水分を集める事によって、下痢が止まらない場合に使用される事が多いです。

身体にとって、有害な物質を「吸着」させる事が目的ですので、腸だけでは無く、胃等の消化器系の水分も吸着させ、水分と一緒に有害な物質も体外に排出させる事が出来ます。

 

「アドソルビン」「ガスコン」が使用される事が多いです。

 

●殺菌剤

軽度の食あたりや食中毒程度の範囲で使用される事が有ります。

「アクリノール」「ベルベリン塩化物」「タンニン酸ベルベリン」等が使用される事が多いです。

 

●乳酸菌製剤

腸内の悪玉菌が優位になる事によって起こる下痢に対して、使用される事が有りますが、「乳酸菌製剤」だけでは、現在進行系の下痢を止める事は難しいです。

他の下痢止めと併用する場合が多いです。

 

下痢止めの選び方

●食あたり

食中毒やウイルスでは無く、「食べ合わせ」が悪かったり、水が自分の身体に合わなかった場合は、「収斂薬」「殺菌剤」を使用するのが望ましいです。

「アクリノール」「クレオソート」「ベルベリン化合物」「タンニン酸ベルベリン」「タンニン酸アルプミン」が使用される事が多いです。

 

●暴飲暴食・冷え・ストレス

これらの共通点は、腸の蠕動運動が低下してしまったり、活発化し過ぎてしまう事によって、下痢が止まらなくなる事です。

「腸管運動抑制」「収斂薬」の使用が望ましいです。

 

「ロートエキス」「塩酸ロペラミド」が使用される事が多いです。

 

一般的な下痢止め商品に関して

近くのドラッグストア、ネット通販サイト等で購入出来る下痢止めには、

●ストッパ下痢止めEX

●正露丸糖衣A

●ロペラマックサット

●トメダインコーワフィルム

●下痢止め錠「クニヒロ」

●ワカ末止瀉薬錠

●ピタリット

●エクトール赤玉

●センブリS錠

●ビオフェルミン止瀉薬

もちろん、もっと沢山存在しますが、比較的、知名度と人気の高い下痢止め10種について説明させて頂きます。

 

ストッパ下痢止めEXに関して

有効成分は、「ロートエキス」「タンニン酸ベルベリン」です。

「ロートエキス」は、副交感神経が優位になり過ぎてしまい、胃や腸等の消化器系が痙攣を起こしてしまっている場合に有効的な成分です。

 

副交感神経が優位になった場合、「アセチルコリン」と呼ばれる神経伝達物質が優位になり、腸の蠕動運動は活発化します。

「ロートエキス」には、「アセチルコリン」を抑える働きが有りますので、腸が活発化し過ぎてしまい、下痢が止まらなくなった時に有効的です。

 

「タンニン酸ベルベリン」は、腸の蠕動運動を緩やかにしたり、腸内異常発酵等の異常も緩やかする事が出来る成分です。

「ロートエキス」と「タンニン酸ベルベリン」が有効成分ですので、食中毒や食あたりには不向きで、腸内環境が悪くなったり、自律神経の乱れ等で下痢が止まらなくなった時に向いています。

 

正露丸糖衣Aに関して

有効成分は、「木クレオソート」「ゲンノショウコ」「オオバク」です。

「木(もく)クレオソート」は、殺菌作用が有る天然由来の成分の一つです。

 

腸内で異常繁殖してしまった菌の働きを抑え、正常化にする事が出来、同時に腸内で過剰に分泌されてしまった水分量を適切な量に戻す事が出来ます。

また、過敏になってしまった腸の蠕動運動を正常な状態に戻す効果も期待出来ます。

 

「木クレオソート」には、殺菌作用が有りますので、

「お腹に必要な善玉菌も殺菌してしまうのでは?」

と言う意見も出て来ますが、心配は要りません。

 

「ゲンノショウコ」は、日本の植物の名称で、「胃腸に実際に効く証拠」から来ています。

昔から、下痢止め等の整腸作用だけでは無く、胃の薬としても利用されて来た歴史が有ります。

 

「オオバク(黄柏)」は、「キハダ」の樹皮部分を使用しています。

昔から、消化を促進し、炎症を抑え、下痢を止める効果が有る事で有名です。

 

正露丸糖衣Aは、「木クレオソート」「ゲンノショウコ」「オオバク」が有効成分として使用されていますので、胃腸が炎症を起こしていたり、腸内の悪玉菌が増え過ぎてしまった事が原因で下痢が止まらない時に向いています。

 

ロペラマックサットに関して

有効成分は、「塩酸ロペラミド」です。

下痢を止める場合によく使用される成分で、腸の「蠕動運動(ぜんどううんどう)」の活動を緩やかにしたり、「アセチルコリン」「プロスタグランジン」等の下痢の直接的な原因となる物質の生成を抑える働きも期待出来ます。

 

トメダインコーワフィルムに関して

有効成分は、「ロペラミド塩酸塩」です。

「ロペラミド塩酸塩」の働きに関しては、上記の「ロペラマックサットに関して」を参考にしてみて下さい。

 

内容が重複しますが、腸の蠕動運動が活発になり過ぎてしまう原因となる物質の生成を抑え、暴飲暴食や自立神経の乱れが原因で起こる下痢を止める事が出来ます。

 

下痢止め錠「クニヒロ」に関して

有効成分は、「ロートエキス」「タンニン酸ベルベリン」です。

「ロートエキス」と「タンニン酸ベルベリン」の働きに関しては、上記の「ストッパ下痢止めEXに関して」を参考にしてみて下さい。

 

内容が重複しますが、「ロートエキス」には、神経によって、過敏になってしまった胃腸等の消化器系の働きを抑える事が出来ます。

「タンニン酸ベルベリン」は、腸内細菌を殺菌する働きが有ります。

 

ちなみに、「タンニン酸ベルベリン」は、腸内で、「タンニン酸」と「ベルベリン」に分解されます。

「タンニン酸」には、収斂効果が期待出来、「ベルベリン」には、殺菌効果が期待出来ます。

 

ワカ末止瀉薬錠に関して

有効成分は、「ベルベリン塩化物水溶物」「ゲンノショウコエキス」です。

「ベルベリン塩化物水溶物」には、腸内の異常発酵や菌の増殖を抑える働きや、活発化し過ぎてしまった腸の蠕動運動を抑える働きが期待出来ます。

 

「ベルベリン塩化物水溶物」には、「大腸菌」や「ブドウ球菌」等の菌を殺菌する効果も期待出来ますので、軽度の食中毒にも使用される場合も有ります。

「ゲンノショウコエキス」は、古くから「医者いらず」とさえ言われている「ゲンノショウコ」と呼ばれる植物から抽出したエキスです。

 

収斂作用を抑え、排便異常を整え、胃腸の機能も整える効果が期待来ます。

ただ、軽度の食中毒の種類によっては効果が有るのかも知れませんが、食中毒の場合は、病院受診するようにした方が良いです。

 

ピタリットに関して

有効成分は、「塩酸ロペラミド」「ベルベリン塩化物水和物」「ビオヂアスターゼ」「チアミン硝化物」「リボフラビン」です。

「塩酸ロペラミド」は、数有る下痢止めに含まれている成分の中でも、効果が強く実感出来る成分です。

 

腸の蠕動運動を抑えるだけでは無く、腸管の水分吸収率を上げる事も可能です。

「ベルベリン塩化物水溶物」は、腸内殺菌作用と収斂作用が期待出来る成分です。

 

「ビオヂアスターゼ」は、タンパク質とデンプンの消化能力を上げる事が出来る酵素です。

「チアミン硝化物」は、「ビタミンB1」の事で、体内のピロリン酸と結合し、「チアミンピロリン酸」に変化します。

 

変化する事によって、糖質や脂肪酸の代謝能力を向上させ、エネルギー消費量を増やす事が可能です。

滋養強壮系のドリンクに含まれている事が多い成分です。

 

「ピタリット」は、他の下痢止めと比較した場合、有効成分の種類が多いのが特徴です。

滋養強壮効果や消化能力を向上させる成分も含まれていますので、夏バテ気味や12月から1月にかけての暴飲暴食が原因で下痢が止まらない時に向いていると思います。

 

エクトール赤玉に関して

有効成分は、「アクリノール水和物」「タンニン酸ベルベリン」「ウルソデオキシコール酸」「ゲンノショウコエキス」「ロートエキス」です。

「アクリノール水和物」は、化膿部分の消毒にも使用される事が有る成分で、腸内異常発酵を防いだり、殺菌効果も期待出来ます。

 

「タンニン酸ベルベリン」は、活発になり過ぎてしまった腸の蠕動運動を緩やかにし、腸内の異常発酵を抑える効果が期待出来ます。

「ウルソデオキシコール酸」は、小型の胆石を溶かす目的で使用される事が有りますが、下痢止めの場合は、胆汁の流れを活性化させる事が目的です。

 

胆汁の機能が低下しまう事が原因で起こる下痢の事を「胆汁性下痢」と呼ぶ事が有り、食後に下痢が起きてしまう方は、一度、病院に相談してみるのも一つだと思います。

「ゲンノショウコエキス」は、昔から下痢等の排便異常を治す目的として利用されて来た植物由来の成分で、胃腸の機能回復効果も期待出来る成分です。

 

「ロートエキス」は、活発化し過ぎてしまった胃腸を和らげる効果が期待出来ます。

「エクトール赤玉」は、暴飲暴食が原因で下痢が止まらなくなった場合だけでは無く、食後に下痢が起こる「胆汁性下痢」にも有効的です。

 

ですが、「胆汁性下痢」は、一過性では無い場合が多いので、医師に相談した方が良いと思います。

 

ビオフェルミン止瀉薬に関して

「止瀉薬(ししゃやく)」は、下痢を止める薬ですよと言う意味です。

有効成分は、「タンニン酸アルプミン」「ゲンノショウコエキス」「ロートエキス」「フェカリス菌末」です。

「タンニン酸アルプミン」は、比較的優しい収斂作用が期待出来ます。

 

タンパク質と結合する事によって、腸粘膜を保護する事が出来ますので、腸の炎症を改善する役割も有ります。

「ゲンノショウコエキス」には、胃腸の機能を向上させ、下痢等の排便異常を治す働きが期待出来ます。

 

「ロートエキス」は、活発化し過ぎてしまった腸の蠕動運動を和らげる効果が期待出来ます。

「フェカリス菌末」は、「エンテロコッカス・フェカリス」と呼ばれる菌で、乳酸菌やビフィズス菌よりも小さな「球菌」の一種です。

 

大部分は、人間の胃酸で分解されてしまいますが、分解された後も、腸内環境の向上には役立つとされています。

「おまけ」や「お守り」みたいな感じで、「フェカリス菌を摂っているから、腸内環境が良くなる」と言う訳では無いと思います。

 

下痢が止まらない時に可能性の有る病気

大半は、暴飲暴食、ストレス、冷え、食あたり、食中毒が下痢が止まらない原因として多いのですが、「大腸ポリープ」「大腸がん」「潰瘍性大腸炎」「クローン病」「代謝異常」「消化器系の病気」を発症してしまっている可能性も有ります。

厳密に言うと、病気では有りませんが、「過敏性腸症候群」「乳糖不耐症」の可能性も有ります。

 

「大腸ポリープ」や「大腸がん」の場合、早期発見早期治療が、今後に大きく左右されますので、異常に細長い便が出てしまった方、下血、家系的に発症する可能性が高い方は、病院受診が望ましいです。

「潰瘍性大腸炎」の場合、腸を自己分解してしまっていますので、下痢が止まらないだけでは無く、血便、腹痛、発熱等が並行して起こる事が有ります。

 

「潰瘍大腸炎」と症状が似ているのが「クローン病」です。

腸管等の消化器官が炎症を繰り返してしまう場合が有りますので、「潰瘍性大腸炎」と同様に、出来るだけ早い病院受診が望ましいです。(参考「下腹部痛が起きた時に疑うべき病気と緊急性【必読】」)

 

食中毒が原因で下痢が止まらない場合

近年では、1年に1度以上は、「ノロウイルス」による集団感染が取り上げられていますので、日頃から手指消毒や手洗い等を意識して頂ける方も増えて来ました。

実際に、「厚生労働省」が発表した「平成29年食中毒発生状況」を拝見させて頂くと、日本国内では、事件数、患者数共に「ノロウイルス」が1位です。

 

2位の事件数、患者数共に「カンピロバクター」でした。

3位の事件数では、「アニサキス」、患者数では「ウェルッシュ菌」と言う結果でした。

 

ちなみに、10年位前でしたら、3位は、「黄色ブドウ球菌」と言う結果でした。

意外に思われる方も多いのですが、卵、牛乳、小麦等に代表される食物アレルギーは、食中毒では有りません。

 

強いアナフィラキシーショックが出てしまう可能性も有りますので、心当たりが有る場合は、出来るだけ早く病院受診するようにして下さい。

話しは戻り、食中毒と言っても、「細菌性」「ウイルス性」「寄生虫」「科学物質」「自然毒」が存在します。

 

「ノロウイルス」は、「ウイルス性」、「アニサキス」は、「寄生虫」「カンピロバクター」は、「細菌性」の食中毒です。

他には、「カビ」による被害も食中毒に当てはまります。

 

細菌性食中毒

「細菌性」の食中毒には、「感染型」「毒素型」「中間型」が存在します。

「感染型」は、食中毒菌自体に毒素が有り、食品が汚染されている場合です。

 

「毒素型」は、食中毒菌が生成した毒素が、食品を汚染してしまった場合です。

「中間型」は、食中毒菌が身体へと侵入して来た時、体内で毒素を生成する場合と、「感染型」「毒素型」の両方の特徴を兼ね備えている種類も存在します。

 

例えば、細菌A自体が毒を保有している状態で、食品に付着しているのが「感染型」

細菌B自体は毒を保有している訳では有りませんが、食品に付着してから毒を撒き散らしてしまうのが「毒素型」

 

「中間型」の場合、細菌Cは、「感染型」「毒素型」と同じように、食品に付着してしまっている状態ですが、この時にはあまり影響は無く、体内で爆発的に増える事によって発症してしまいます。

また、「中間型」には、「感染型」と「毒素型」の両方の特徴を兼ね備えている種類も存在し、「ウェルッシュ菌」が有名です。

 

感染型食中毒

●サルモネラ菌

鶏卵の表面に付着していたり、割れた鶏卵を放置してしまう事によって感染する事で有名だと思います。

鶏卵の他には、鶏肉やその内臓系統から感染してしまう事が有ります。

 

忘れてしまいがちなのは、鶏卵を使用した、デザート系、マヨネーズ等です。

レストランやカフェ、ご当地系の手作りの鶏卵加工食品から感染したニュースも、時々ニュースになります。

 

●ウェルッシュ菌

芽胞細菌ですので、加熱によって不活性しますが、給食やセントラルキッチンのように、解凍や常温放置によって、爆発的に活性化してしまうと言う特徴が有ります。

「中間型」の中でも、「感染型」と「毒素型」の両方の特徴が有ります。

 

●リステリア菌

食肉の加工食品、乳製品を使用した食品等から感染する事が多いのですが、原因となる食品を特定出来ない場合も有ります。

 

●カンピロバクター

家畜に常在している菌ですので、牛肉、豚肉、鶏肉、馬肉、鶏卵、内臓、非加熱肉から感染する事が多いです。

主に、不十分な加熱が原因で感染してしまう事が多いです。

 

●腸炎ビブリオ

最近では、魚介類を真水で洗う事が一般化されて来ていますので、自宅や料理屋等で感染する事は無くなって来ました。

やや暖かめの海水中に存在しています。

 

主にレジャーや観光地等で、真水処理していない魚介類を摂取する事によって感染します。

真水をかければ、感染する事は無い菌です。

 

●大腸菌

「病原性大腸菌0157」による感染被害がニュースになった時期も有りましたので、比較的知名度が高いと思います。

ですが、厳密に言うと、食中毒のカテゴリーには当てはまりません。

 

感染者の便や吐瀉物から感染する事が多く、集団食中毒以外の場合、原因となる食品を把握する事が難しいです。

 

●エルシニア感染症

感染型の菌では無いと言う意見も有ります。

原因となる食品を把握する事が難しく、野菜から海産物まで、幅広いです。

 

毒素型食中毒

●黄色ブドウ球菌

私達の身体にも付着している位、どこにでも存在するような菌ですが、手の傷等が原因で、爆発的に増殖してしまいます。

手袋をしていなかったり、傷口の治っていない状態で食品を加工している場合に多いです。

 

●セレウス菌

比較的どこにでも存在している菌が食品等に付着してしまう事によって、食中毒を引き起こしてしまいます。

私達が毎日のように食べている米類、小麦類、野菜類等、農作物全般に見られ、熱消毒等にも強いです。

 

常温保存してしまった場合、爆発的に増えてしまう性質が有ります。

 

●ボツリヌス菌

日本では、ソーセージ等の腸詰め商品、瓶詰め商品、真空パック商品等から感染する事が多いです。

ちなみに、語源の「ボツリヌス」は、ラテン語でソーセージ等を意味します。

 

ウイルス性食中毒

●ノロウイルス

感染者の吐瀉物や便を介して感染する事も有り、集団感染する場合も多いです。

近年では、水質汚染等が原因で、魚介類が感染原になる場合も増えて来ました。

 

●A型肝炎

ノロウイルスと同じような経路で感染する事が多いです。

 

●E型肝炎

ジビエ等の野生肉を食べる事によって感染してしまう事が有ります。

 

●ロタウイルス

A型は、新生児が感染してしまう事で有名ですが、B型は、成人でも感染してしまう場合が有ります。

 

寄生虫感染

●アニサキス

スーパー等で、鮭や鱒、タラ等を購入されている方は、1度位は見た事が有るかも知れません。

他には、イワシやサンマ等の青背の魚、イカ等にも寄生している事が有ります。

 

しっかりと加熱する事によって、感染は避ける事が出来、殆どの方は、毎年、1度以上は食べていると言われています。

 

●日本海裂頭条虫(サナダムシ)

鮭や鱒系の魚に感染している場合が有ります。

冷凍や加熱に弱く、生食を避けた方が良いです。

 

●大複殖門条虫

アニサキスと感染経路が似ているとも言われていますが、回遊魚が原因になる事が多いと言われています。

冷凍や加熱に弱いです。

 

●顎口虫

地域性が有るとは思いますが、淡水魚の生食や加熱が不十分な場合に感染する事が有ります。

 

●クドア

やや温かい時期や海水温で生息しているヒラメから感染します。

 

●旋毛虫

野生肉、豚肉の加熱不十分が原因で感染する事が有ります。

 

●有釘条虫

汚染されている野菜や水、加熱不十分な豚肉から感染する事が有ります。

特に、海外旅行や不衛生な場所で提供されている飲食物から感染する事が有ります。

 

豚肉による感染も多いのですが、冷凍や加熱によってリスクを下げる事が出来ます。

 

●無釘条虫

感染した子牛肉、牛肉から感染する事が有り、加熱が不完全な状態であったり、生食が原因で感染する事が有ります。

国産肉よりは、輸入肉による感染が多いです。

 

●回虫

海外旅行時に生野菜を食べる事によって感染する事が有ります。

 

●クリプトスポリジウム

感染した人の便を介しますので、水や食品に感染し、原因を特定しにくいです。

熱や感想に弱いと言う特徴が有ります。

 

科学物質中毒

●水銀

主に、カジキ、マグロ等を高い頻度(週2以上)で摂取している事が原因になる事が多いです。

他には、人為的な水銀汚染の場合も有ります。

 

●ヒスタミン

鮮度が低下してしまった、マグロや鯖等の大型回遊魚、発酵食品、腐敗化が進んでしまった食品が原因になる事が多いです。

 

自然毒

青梅やジャガイモの芽に有害物質が含まれている有名だと思います。

大きく分けて、動物性と植物性の自然毒が存在します。

 

動物性自然毒

●テトロドトキシン

フグの卵巣や肝臓等に含まれている事で有名です。

他には、貝類や貝類を主食とする魚類にも含まれている事が有ります。

 

●トキシン類

●オカダ酸

貝類に吹くままれている事が多いです。

 

植物性自然毒

●青酸配糖体

青梅

●ソラニン

ジャガイモの芽

●特定の茸

山菜シーズンや茸狩り時に間違った茸を食べる事によって起こる事が有ります。

 

もし宜しければ、「下痢が続く時に疑うべき病気一覧と対処法、危険性について」の記事も参考にしてみて下さい。

 

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