麻子仁丸の副作用は?状況によっては危険 | 便秘解消情報局

麻子仁丸の副作用は?状況によっては危険

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麻子仁丸の副作用は?状況によっては危険

麻子仁丸(ましにがん」は、体力に満ち溢れたような健康状態の方向きの漢方便秘薬では有りません。

胃腸の機能が落ちてしまい、排便する事が難しくなってしまったご高齢者様に対して使用される事が多いです。

 

また、

●日頃から疲れ易い方

●全体的な体力が低下してしまった方

●体力が落ちてしまいがちな入院中や退院後

●長期に渡る体調不良

等に当てはまる方に対しても処方される事が有ります。

 

また、便秘が続く事によって起きてしまいがちな、倦怠感や「のぼせ」、肌荒れや食欲減退、頭が重くなるといった事を並行して感じてしまう場合にも処方される事が有ります。

比較的、漢方便秘薬の中でも身体への負担が小さい事も有り、現在、何かしらの薬と併用しなくてはならない場合にも処方される事が有ります。

 

皆様こんにちは。ご覧頂き感謝します。便秘解消情報局です。

少し伝わりにくいかも知れませんが、他の漢方薬同様、麻子仁丸に関しても、独断で購入するべきではありません。

 

また、注意が必要な事は、麻子仁丸に含まれている成分に「大黄(ダイオウ)」が含まれている事です。

麻子仁丸自体は、体力の低下してしまっている方やご高齢者に処方して頂く事が多いです。

 

比較的、身体への負担が小さい事だけが取り上げられてしまいますが、「大黄」の成分は、下剤と変わりません。

下剤である以上、医師や薬剤師の処方無しに使用する事は間違ってします。

 

最近では、インターネット通販も普及していますので、独自で簡単に購入する事も可能ですが、安心だと思うのは危険です。

「大黄」は、使用頻度が高い場合、必ず腸に耐性が出来てしまいます。

 

麻子仁丸の副作用は?

便秘にも種類が有りますが、麻子仁丸は、水分含有率が60%以下の「コロコロ」として固く出にくい状態の便に適しています。

健康的な便は水分含有率が80%前後ですので、いかに排便が困難になる位硬くなってしまっているのかが分かります。

 

麻子仁丸は、

●大黄(だいおう)

●麻子仁(ましにん)

●杏仁(きょうにん)

●枳実(きじつ)

●厚朴(こうぼく)

●芍薬(しゃくやく)

を組み合わせた漢方薬です。

 

麻子仁丸の大黄に関して

先程、麻子仁丸は、下剤と変わらないと言う話をしました。

「センノシド」と呼ばれる下剤と同じ成分から構成されている「大黄」が含まれている事が大きく関係してします。

 

麻子仁丸の麻子仁に関して

「麻子仁」は、「麻の果実」を使用した生薬です。

血液の循環をスムーズにし、内臓や身体の機能回復を補助してくれます。

 

特に便秘中は、身体の新陳代謝が低下して血行不良が起きてしまいがちです。

「大黄」程の効果は期待出来ませんが、排便を促す効果も期待出来、大腸の炎症を沈める効果も有ると言われています。

 

麻子仁丸の杏仁に関して

「杏仁」は、バラ科の「アンズの種子」を使用した生薬です。

「ホンアンズの種子」が使用される事も有ります。

 

「大黄」程では有りませんが、排便を促す効果が期待出来ると言われています。

呼吸器系の障害にも処方される事が多いです。

 

胸の痛みや疼痛にも使用される事が有り、利尿採用も期待出来ると言われています。

 

麻子仁丸の枳実に関して

「枳実」は、ミカン科の「ダイダイの未熟果実」を使用した生薬です。

「ナツミカンの未熟果実」が使用される事も有ります。

 

胃腸の機能を向上させ、腹部膨満感を取る効果が期待出来ます。

痩身効果や子宮を収縮させる効果も期待されています。

 

麻子仁丸の厚朴に関して

「厚朴」は、モクレン科の「ホオノキの樹皮」を使用した生薬です。

胸部や腹部の膨満感を改善したり、腹部の痛みを和らげる効果も期待出来ます。

 

麻子仁丸の芍薬に関して

「芍薬」は、ボタン科の「シャクヤクの根」を使用した生薬です。

筋肉の「コリ」を改善したり、痛みを和らげる効果が期待出来ます。

 

大黄の副作用に関して

「センノシド」は、アントラキノン類に属します。

「大腸刺激性下剤」とも呼ばれています。

 

大腸を強く刺激する事によって、腸の「蠕動運動(ぜんどううんどう)」を活発化させて排便を促す働きが有ります。

ただ、使用頻度が高い場合や長期化してしまった場合、同量では同じ効果を得る事が出来なくなってしまいます。

 

理由は、腸に刺激への耐性が出来てしまうからです。

確かに、副作用とは意味が少し違うのかも知れませんが、用法用量を守らない場合、腸が刺激に慣れて弛緩し、「弛緩性便秘」を引き起こしてしまう可能性も有ります。

 

当然、便秘は悪化してしまう一方ですので、健康的にも悪影響が出てしまい易いです。

また、「大腸メラノーシス」と呼ばれる腸管内部が黒く変色してしまう現象が起きてしまう場合が有ります。

 

「大腸メラノーシス」になってしまったからと言って、何かの病気を発症してしまう訳では無いと言われています。

ですが、、最近急増して来ている現象と言う事と十分なデータが取れていないからだと言う意見も有ります。

 

確かに、腸には刺激耐性が有りますが、刺激は細胞の「ガン化」を引き起こしてしまう可能性も有り、危険だと言う意見も有る位です。

それに、麻子仁丸の効果は比較的弱いから大丈夫だろうと誤解し、医師や薬剤師の判断無しに購入しようとしている方は注意が必要だと思います。

 

麻子仁丸だけでは無く、刺激性下剤全般に共通して言える事ですが、下剤を使用し、効果が薄れたように感じて来たら新しい銘柄の下剤を使用する等を繰り返すと言う方は、意外と多いです。

先程の「弛緩性便秘」や「大腸メラノーシス」も危険だと思いますが、精神的に依存してしまう「下剤依存」は、克服する事が難しいとも言われています。

 

副作用よりも怖い「下剤依存」

どこからが依存と言う線引きが難しいと思いますが、便秘が続く度に下剤を使用している方は注意が必要だと思います。

もちろん、麻子仁丸のように、比較的効果が緩やかな漢方便秘薬であったとしてもです。

 

先程説明させて頂いたように、「弛緩性便秘」や「大腸メラノーシス」も注意が必要だと思いますが、腸の排便以外の働きも低下してしまう可能性が高いので注意が必要だと思います。

腸には、排便以外にも飲食物の消化や吸収、含まれてるいる栄養成分の吸収や合成、代謝等の働きが備わっています。

 

また、空気や飲食物に含まれている有毒成分の解毒や血液の造血作用、自己免疫機能等も備わっていて、腸内環境に依存している状態です。

簡単に言うと、便秘が続いてしまうような劣悪な腸内環境では、これらの機能が正常に機能出来ないと言う事です。

 

便秘が続いてしまった場合、肌荒れやニキビが目立つようになってしまったり、イライラや倦怠感、気分の下降等が起こってしまう事が有ると思いますが、この事が大きく関係しています。

(参考「便秘薬が原因で、気がついたら下剤依存になる理由」)

 

麻子仁丸を飲むべきでは無い方

やや肥満気味で健康そのものと言う状態で、平均的で健康的な方には向いていません。

便秘で悩まされている方に対して処方される漢方薬と比較した場合、身体への負担は小さいのは確かです。

 

ですが、腸を刺激する事によってコロコロとした便の排出を促す事には変わりません。

腸は刺激に対して耐性が出来てしまいますので、医師や担当の方に処方されている状況以外では服用しないようにする必要は有ると思います。

 

麻子仁丸もそうですが、下剤は、一過性の下痢を引き起こす事によって排便を促す事しか出来ません。

便秘自体の原因を知り、改善しなければ根本的な意味で改善する事は出来ません。

 

もちろん、腸を刺激しますので、ストレスや体調不良等によって胃や腸の機能が低下してしまっている場合や、下痢や軟便気味、下痢や軟便が便秘と交互に来ると言う場合にも適していません。

主にストレスや体質によって起こる過度の「痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)」にも麻子仁丸は適して居ません。

 

「貰い薬」等で間違って服用してしまった場合、副作用では有りませんが、嘔吐や嘔吐感、腹痛等の症状が出てしまう可能性が高くなりますので、避けて下さい。

 

麻子仁丸の副作用と注意点について

腸を刺激しますので、その時の体質や健康状態によっては胸のムカつきや原因不明の食欲減退、腹部の痛み、原因不明の軟便や下痢等の副作用が出て来てしまう場合が有ります。

麻子仁丸に限りませんが、「飲み忘れ」「不規則な食事」が多い方は注意が必要です。

 

処方される理由としては、「他の漢方薬や下剤と比較した場合、身体への負担が小さい」が多い為、前回服用後1〜2時間以内にまた服用してしまうのは危険です。

例えば、起床する時間帯が10時前後と遅めで、軽い朝食後に麻子仁丸を服用し、次は12時前後の昼食時に服用してしまうのは危険です。

 

どちらか一方の服用は止めて下さいと言う意味です。

体質や状況、医師や担当の方の考え方によって異なりますが、服用する間隔が近い前回服用時の効果が残ってしまっているまま次を服用しますので、麻子仁丸を処方した意味が有りません。

 

また、医師や担当の方が想定出来ないような副作用が出てしまう場合も有りますので、きちんと薬を管理出来ない状況の方が居られる場合は、注意が必要です。

 

副作用の無い腸内環境の改善が理想

麻子仁丸も含め、全ての下剤に共通して言える事ですが、医師が必要だと判断した場合以外に使用する事は、賢い選択だとは言えません。

先程説明させて頂いたように、下剤を使用する事によって、現在肛門付近に停滞している便を強制的に排出させる事も可能です。

 

ですが、根本的な意味で腸内環境が改善される事は有りません。

それに、腸には、排泄以外の機能も有り、それぞれが腸内環境に左右されてしまいます。

 

根本的な意味で腸内環境を改善しない限り、今と同じ生活を送っていたとしても、腸内環境が良くなると言う事は、考えにくいです。

便秘になる原因の大半は、腸内の善玉菌と水分摂取量が不足している事です。

 

特に麻子仁丸の処方が必要になる「コロコロと硬い便」が出てしまう事で悩んでいる方は、善玉菌と水分が不足している事が多いです。

もちろん、悪玉菌が増える原因になる肉や牛乳等の動物性タンパク質や脂質を減らすように意識し、野菜や根菜、海藻や大豆、発酵食品のように、腸内環境に良い食品を摂取する事事も大切です。

 

また、便秘がちな時は、どうしても腹筋が低下してしまっている場合が多く、日頃から姿勢を良くするように意識したり、軽く汗が流れる程度の運動も有効的です。

もし、腸内の善玉菌を効率良く増やす事を考えているのでしたら、胃酸で分解されてアミノ酸に変化し、腸内で繁殖する事が出来ない乳酸菌やビフィズス菌は、過度に期待してしまうのは考えものだと思います。

 

食物繊維に関しても共通していますが、野菜や発酵食品等のように、毎日の食事から取り入れた方が良いと思います。

医師や薬剤師から必要だと判断して頂いて麻子仁丸を処方して頂いたのなら問題は有りませんが、独自購入されようとしている場合、下剤と同じでしか無いと言う事は、忘れてはいけないと思います。

 

もし宜しければ、「麻子仁丸でダイエット出来ると言う噂の真相」の記事も参考にして頂けると幸いです。

 

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