ミヤリサンはどうなの?効果は期待出来るのか

ミヤリサンは一般的な整腸剤とは「酪酸菌」を主成分としている点で大きく異なります。
誇大広告や過剰な宣伝を全くしていないにも関わらず、大手通販サイトAmazonの「整腸剤」カテゴリで、長く上位に入っている事を考えると、ミヤリサンは本当に実績が高い「整腸剤」である事が理解出来ます。
ミヤリサンについて
東京都北区に本社を構える「プロバイオティクス」専門の会社です。
ミヤリサン製薬会社の公式サイトはこちら>>http://www.miyarisan.com/
「プロバイオティクス」とは、身体にとって有益な影響を与える「微生物」の事です。
製品的には、ミヤリサンを中心に「健康食品」「清涼飲料水」「一般医薬品」「医薬部外品」「医療用医薬品」から、「動物用医薬品」「飼料添加物」まで、幅広く展開されています。
酪酸菌の効果と安全性
ミヤリサンは1933年に宮入博士に発見された「酪酸菌」の一種です。
元々は、動物の消化管内に存在する常在細菌の一種で、広い意味で言うと「乳製品」の仲間です。
醸造失敗や食中毒の原因になる酪酸菌は、ミヤリサンに使用している酪酸菌とは全く異なります。
一般的な整腸剤に使用されている他の乳酸菌とは異なり、熱や酸に非常に強い事も特徴です。
ですが、空腹時には飲まないに越した事は有りません。
出来れば、胃に何か入れてから飲むのが理想です
また、全くと言っても過言では無い程、副作用等の心配が無い事も特徴です。
ミヤリサンの全成分に関して
◯宮入菌末
子供からご高齢者様まで幅広い年齢層に処方される事が有ります。
安全性も高いのですが、効く方と効かない方に大きく別れると言う話はよく聞きます。
また、数年単位での長い服用に関しては、徐々に効果が落ちると言う話も聞きます。
ですが、その方々の腸内環境を把握出来ている訳では有りませんので、そこまで心配する必要は無いと思います。
◯乳糖
「ラクトース」とも呼ばれていて、母乳や牛乳にも含まれている成分です。
「乳」と言う文字が有りますが、「乳糖不耐症」や乳製品を摂取すると下痢になってしまう方「乳糖分解不全性一過性下痢」でも使用出来ます。
ですが、気になる方は医師に相談してから摂取するようにして下さい。
症状が全く出ないとは断言出来ませんし、その乳糖を使用した商品の精製度合いにも左右されるからです。
◯「トウモロコシデンプン」「タルク」
ミヤリサンに使用されているのは微量なので問題は無いと思いますが、妊娠中や授乳中に摂取する場合、医師に相談して下さい。
また、他に薬を摂取している場合も注意が必要です。
薬が効き過ぎたり、効き目が弱くなってしまう場合が有ります。
「タルク」に関しては「アスベスト」の一種を含んでいるので危険と言う意見も有りますが、気にするべき事では無いと思います。
そこまで危険が有るのなら、医師が「ミヤリサン」を勧める事は有りません。
◯結晶セルロース
よく利用されている添加物の一種です。
「セルロース」と聞くと不安になられる方も多いのですが、全く問題は有りません。
ミヤリサン等を錠剤に整形する事が目的の成分です。
◯ステアリン酸マグネシウム
薬やサプリメントを「錠剤」に整形する為に必要不可欠な成分と言うだけなので、副作用等は考えにくいです。
◯白糖
錠剤を口に入れた時に飲み易く位です。
ミヤリサンはどんな方向き?
今までの整腸剤では思うような効果が期待出来なかった方も試してみる価値は有ると思います。
ですが、「菌」には違いませんので、腸内環境によっては上手く定着出来なかったり、効かない場合も有ります。
妊娠中や授乳中の方は、一応医師に相談してから服用するようにして下さい。
もし宜しければ、「オリゴ糖を授乳中に飲むと良い理由について」の記事も参考にして頂けると幸いです。
最近のコメント