ホワイトデーと言うと、クッキーやホワイトチョコ等をバレンタインデーに頂いたお返しに送る事で、日本独自の習慣です。
地域によっては、「マシュマロデー」と呼ばれる事も有りますが、「ホワイトデー」と意味は同じで、「石村萬盛堂」が広めました。
意外かも知れませんが、「石村萬盛堂」は元々「和菓子屋さん」で、周辺の百貨店やお菓子屋さんと一緒に広めたのが今の「ホワイトデー」の元となる「マシュマロデー」の始まりです。
現在の日本特有の「バレンタインデー」の始まりとは異なり、「ホワイトデー」は始まりが「石村萬盛堂」だと、はっきりしているのも特徴です。
ホワイトデーの意味
特に由緒正しき習慣では有りませんので、基本的に「本命チョコ」「義理チョコ」を頂いた事に対する「感謝の気持ち」を形として表現すれば良いので、マシュマロ以外でも構わないと思います。
もし、「うんちく話」等を話す事が好きであれば、マシュマロが始まりですので良いとは思いますが、最近流行している「ネクタイ」「時計」「ハンカチ_等の高級品であれば、そのプレゼント価格の「3〜5割」程度の金額でお返しするのがマナーとされています。
ですが、「その方をどのように思っているのか?」もホワイトデーの相場に関しては重要ですので、お返しの金額についてはある程度臨機応変に対応していった方が良さそうです。
バレンタインデーの意味は?
バレンタインデーに手作りチョコレートを送るのは日本や一部のアジア圏に広がった習慣で、ここまで周知化したのは、「製菓会社」が「販売促進活動」の一環として広めたからです。
実際、一般的にキリスト教が普及している地域でもバレンタインデーに何かしらの贈り物をする習慣は有りますが、チョコレートに限定されておらず、そもそも2月14日に限定していません。
恋人や家族、日頃からお世話になっている人にチョコレートを送る事は有りますが、日本で人気の「トリュフ」では無く、「エンローバー」「パンワーク」「ボンボン」等の「チョコレートで表面をコーティングしているタイプ」のチョコレートで「常温で保存出来、ある程度以上の期間保存出来る」出来る物が多いです。
「いつもありがとう。良かったら食べてね」程度で渡す事が多く、日本のように「私の気持ちです!(早く)食べて下さい!」と「気合い」を入れて渡す程では無いみたいです。
「ホワイトデーにマシュマロは「嫌い」を暗示?」の記事も参考にしてみて下さい。