岩瀬曳山車祭の最大の魅力は、各町が用意した「山車(だし)」同士を激しくぶつけ合う「曳き合い」です。

別名、「喧嘩祭り」とも呼ばれる位で、沢山の観衆と熱気に包まれながら夜間に行われる富山県でも人気の祭の一つです。

毎年5月の17日・18日に「曳き合い」を観る事が出来、「岩瀬のけんか山」「岩瀬けんか山祭」と呼ばれる場合も有ります。

各町の「曳き合い」による強さの競い合いも素晴らしいですが、山車の頂点に位置する「たてもん」の美しさを競い合う「たてもんコンクール」も人気が有ります。

岩瀬曳山車祭の場所

17日の場所は、富山県富山市岩瀬白山町の「諏訪神社(すわじんじゃ)」で開催され、「曳き合わせ」は、「琴平社」から出発、「岩瀬大町」「岩瀬新町」を通り、「岩瀬諏訪神社」へと到着します。

18日に「曳き合い」が開催される場所は、「忠霊塔前」で、「富山県富山市立岩瀬小学校」の西側に位置します。

小学校の場所は、「富山県富山市岩瀬御蔵町1番地」で、「忠霊塔」は西側です。

富山市岩瀬地区の日中に行われる「曳き回し」は、岩瀬地区内の13の町が山車を用意し、「やーさ!」の掛け声と共に、町内を曳き回してくれます。

岩瀬曳山車祭に使用される「曳山」を所有している各町の場所は、

◯「新町」 ◯「荒木(あらき)町」

◯「財(たから)町」 ◯「新川(にいかわ)町」

◯「祇園町」 ◯「福来(ふくらい)町」

◯「大町」 ◯「港町」

◯「白山町」 ◯「浦町」

◯「浜町」 ◯「永割町」

◯「赤田町」です。

岩瀬曳山車祭の時間

5月17日・18日の岩瀬曳山車祭の「曳き合い」は、毎年夜の9時半頃から始まります。

「曳き合い」が開始する時間は、各町同士の気持ちや闘争心が最高潮に達した時に始まりますので、「必ず夜9時半に始まります」と言った風な、決まった時間に始まると言う訳では有りません。

17日の「曳き合い」に関しては、「曳き回し」が夜8時頃、「琴平社」から始まり、夜9時半頃に、「曳き合い」が始まります。

18日の「曳き合い」「曳き回し」に関しては、場所が変わるだけでは無く、やや自由度が高くなり、毎年微妙に異なります。

ちなみに、前夜祭の位置づけになる「宵祭り」は、5月16日の夕方位から岩瀬地区内13の町で行われます。

17日の朝10時頃には、「諏訪神社」、18日の朝10時頃には、「忠霊塔前」で「曳き合い」を観る事も出来ます。

岩瀬曳山車祭りの交通規制詳細と事故情報」の記事も参考にしてみて下さい。