ホワイトデーにマシュマロを送ると言う事は、「すみません。あなたの事が嫌いです」と言う意味を相手にやんわりと伝える事が出来ると言われていますが、実際の所が気になると思います。
先に言ってしまうと、「ホワイトデー」自体は日本で生まれた習慣で、「マシュマロ」は当時ホワイトデーを考案した和菓子屋さんが「バレンタインデーのお返し」に広めた習慣です。
つまり、マシュマロをホワイトデーに送るのは、当時の習慣に合わせているだけですので、「あなたの事が嫌い」と言うニュアンスをやんわりと伝える為のアイテムと言う訳では有りません。
現に、欧米や欧州では、恋人同士や感謝の気持ちを伝える為にマシュマロを送る習慣は存在しますし、「マシュマロデー」と呼ばれる日も有ります。
元々、ホワイトデーは1980年頃に日本で広まった習慣ですし、少なくとも当時はお返しに「嫌い」だと伝える意味は有りませんので、比較的最近出来たニュアンスだと言われています。
何故、マシュマロが「嫌い」になったのか
一説によると、マシュマロの「食感」は、程よい弾力が有りますので、「力を加えても跳ね返す」から「気持ちを伝えても弾き返す」と言う「嫌い」に近いニュアンスになったとされています。
もう一つは、「口どけ」による物で、口に含むと「消えて無くなる」から、「あなたが、気持ちをを伝えたとしても、消えて無くなりますよ」と言うニュアンスになったと言う説も有ります。
その他にも「こじつけ」に近いような「嫌い」を連想させるニュアンスが存在します。
マシュマロに「罪」は有りません
もし、ホワイトデーにマシュマロを頂いたからと言って、必ずしも「あなたの事が嫌いです」と伝えているとは限りませんので、とりあえずがっかりする前に、相手に意思確認をした方が良いと思います。
仮に「あなたの事が嫌いです」と言うニュアンスを伝える為にわざわざマシュマロを選ぶような人は、例え思いが成就したとしても、良い恋愛関係になるとは思えません。
また、マシュマロ自体に「あなたの事が嫌いです」と言ったニュアンスを伝える意味等は有りませんので、そう言った意味を込めてホワイトデーに渡したとしても、伝わらない可能性の方が高いです。
伝える場合は、メモ等で一言を添えるか、渡す時に伝えてあげた方が良いと思います。
じゃないと、マシュマロが可哀想だとは思います。
「ホワイトデーにマシュマロを送る意味は?事実」の記事も参考にしてみて下さい。